家づくりは人と人との繋がり。

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3/10(土)大安。安城の家の上棟を行いました。
週初めには雨も心配されましたが雲一つない快晴となりました。

8人の大工さんが手際よく作業を行い、夕方には建物の姿を現しました。
建築主さんも「早いですね~あっという間でした。」と話していました。
お子さんや、10年前に東刈谷の家を建てたご両親も
組みあがる様子を見に来ていました。

作業後には建物の四方に酒・塩をまいて清め、上棟の儀を行いました。

この日は建築主さん、ご両親、9人の職人さん、
工務店、設計事務所が集まりました。
数カ月に及ぶ工事期間の中で、
家づくりに関わる人たちがこれだけ一度に集まる機会はほとんどありません。
上棟は建築主さんにとっても、職人さんにとっても、
お互いがどんな人なのか知る良い機会になります。
お互いの顔が見れることで、より一層家づくりに対する思い入れや信頼関係が深まります。
これから工事が進むにつれてまだまだ様々な業種の職人さんが入ってきます。
他にも現場へは行かなくても安城の家に使われる材料をつくる人や
材料を現場に運ぶ人もいます。
これから建築主さんが数十年も暮らしていく家です。
その家にはたくさんの人の手が掛けられています。

家づくりは生活をするための箱をつくるだけでなく、
家づくりを通して人と人との繋がりや
心の豊かさも育まれていくものだと思います。

上棟おめでとうございます!

伊神

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驚きの空間。

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堀畑の家の中間検査。

建築基準法の検査と瑕疵担保の検査を
同時に行いました。


多くの建物を検査してきた検査員も
「この小屋組はすごいね~」「見たことない」と驚いた様子で、
「天井に杉の板を張るので完了検査の時はもっとすごいですよ」と伝えると、
「完了検査は別の検査員なんだよ」と残念がっていました。

検査はもちろん合格です。

来週から外壁の焼杉張りが始まります。
どんな外観になるかお楽しみに。

坪内

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パインとタイルのコントラスト。

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安城の家のフローリングのサンプルが届きました。

1階の床はほとんどがタイルですが
リビングと2階の床にはフローリングを張ります。
樹種はレッドパイン(赤松)を予定しています。
レッドパインは、節が多く特有の風合いがあり、
経年変化を経て深みが増していきます。

※R壁の家:フローリング  レッドパイン

床の他に壁などにも装飾としてよく使われています。
木そのものが柔らかな素材なので歩行感がやさしく
小さなお子さんや年配の方の部屋にも最適です。
タイルを歩いた後のレッドパインの肌触りはよりよく感じるかもしれません。
また2種類の素材を使い分けることにより、
レッドパインと真っ白なタイルのコントラストが
毎日の生活に刺激を与えてくれます。

 

明日はいよいよ上棟です。
今週初めの天気予報では雨が心配されましたが
何とか晴れそうで一安心です。

伊神

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寛げる空間。

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先日上棟を迎えた堀畑の家。


リビング・ダイニングの写真ですが、
この状態でもすでに心地よい空間です。

ここで庭の木々を眺めながら、寛ぎ、
疲れを癒す建築主の姿が目に浮かびます。

皆さんは家で寛げていますか。

坪内

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地球に優しい地産地消。

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安城の家は来週の上棟を前に
プレカット工場へ柱・土台・梁など
実際に安城の家で使用される材木の確認に行ってきました。


これは土台です。
同じ寸法の木でも1本1本異なります。
木目や節の位置、見た目や色合いも含め確認していきます。


含水率が20%以下になっているかも確認します。


これはすべて安城の家で使用される柱です。
今回は柱と土台に地元三河産材の桧を使用します。
地元で育った木を使えば森林が整備される上、
輸送時に遠くから運んでくるよりも
排出される二酸化炭素の量がずっと少なくなります。
地球にも優しい地産地消です。


建築主さんもパシャパシャと写真におさめていました。


加工場も見学させてもらいました。。
どの様に材木が加工されていくか真剣に説明を聞いていました。


これは梁に穴をあける工程です。

本日確認した安城の家の材木も
建て方に向け加工されていきます。

伊神

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寝室の明るさ。

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高道の家の寝室は3階にあり南を向いています。

昼はとても明るいですが、
朝は徐々に明るくなります。

<正午の寝室(2月下旬)>

人は寝ている時でも、
まぶたからの光を脳が認識し覚醒を始めます。

そのため夜は暗く、朝は徐々に明るくなる寝室は
最も質の良い睡眠をとることができます。

私は朝起きるときはアラームが鳴る前に
照明が徐々に明るくなるように
タイマーを使っています。

朝、なかなか起きられないというあなた、
一度、試してみてはいかがでしょうか。

【高道の家は3月中のオープンハウスを予定しています】

坪内

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知識と手間が建物を健康にする

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「ベジファースト」はご存知でしょうか。食事の際に他の食べ物よりも先に野菜を食べること。

食物繊維の効果で血糖値の急激な上昇が抑えられ、インスリンが過剰に分泌するのを防止でき、ダイエットや便秘に効果があります。
つまり食べ物の順番を変えるだけで健康になる訳です。

建物でも同様に全く同じ材料を使って劇的に健康にすることが出来ます。
基礎コンクリートの打設方法です。
木造の場合は「べた基礎」という形状をコンクリートで成形します。
一般的に施工のし易さによりコンクリートの底部と立上り部を別日に打設しますが、その際に打ち継ぎという「ジョイント」が出来ます。しかし、その「ジョイント」から雨や空気中の水分が染み入る隙間ができるのです。それは基礎の寿命を大きく左右すると考えます。
そのため私たちはジョイントが出来ないように立上りまで一度に打設します。

    ※べた基礎断面図

そうすることで特別にコストを掛けず、少しの手間で基礎の寿命を劇的に長くし、ひいては建物を強く健康的にするということに繋がるのです。

五藤久佳

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さざれ石。

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一宮市では優秀な緑化の創出、緑化の推進を図るため
民有地の建物又は敷地の緑化を進める
「緑の街並み推進事業」を行っており、
最大で対象経費の1/2の補助金が出ます。
一宮市木曽川町の住宅でこの補助金を使い植栽工事を行いました。

施工中、造園屋さんと敷石の打合せをしている際に
新築時に施工された縁側前にある
大きな踏み石の話になりました。

この石の種類は「さざれ石」です。
「さざれ石」は漢字で、「細石」と書きます。
字のごとく小さな石という意味です。
日本全国にあるさざれ石の石質は様々ですが、
石灰石が長い年月をかけて雨水で溶解し、
粘着力の強い乳状液が小さな石の隙間に凝結し、
ひとつの大きな岩の塊になったものも「さざれ石」と呼んでいます。
日本では、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山が主要産地になっています。
有名なものとしては三重県二見浦の夫婦岩などがあります。

「さざれ石」と聞いてピンとくる方もいるかと思いますが
君が代の歌詞に登場する石として有名です。
「君が代は  千代に八千代に  さざれ石の 巌となりて  こけのむすまで」
これは小さなさざれ石が長年をかけて
巌という大きな石になるまでの長い長い年月を示すものとして
引き合いにされているのです。
様々な解釈があり、「結束し、協力しあい、団結して」や
「今は小石であるものが時代を経て、集まって大きな岩となり」
という意味ととらえることもあります。
また「男女が手を取り合って」や「国民が団結して」
という意味につながっていると言われています。

巌となったさざれ石は全国各地に存在しており、
いずれも神聖な力によって出来上がったものとして神社などにまつられています。
尚、君が代のもととなったさざれ石は、
岐阜県の揖斐川町にあるさざれ石公園に置かれています。
皆さんも一度見に行って、パワーを感じてみてはいかがでしょうか。

伊神

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実感と喜び。

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2018年2月22日  快晴の空の下、堀畑の家の上棟を行いました。


通し柱は三方から梁を架けるため金物を使い、
柱の断面欠損を少なくするすることで
強度の減少を防いでいます。


大工10人で延べ床面積50㎡の住宅も
あっという間に組み上がります。

 
複雑な構造も計算や架け方の打合せを重ねることで、
丈夫で柱のない大空間が実現します。

 
「ここがリビング、ここが階段、ここが和室・・・」と
建築主の喜びが伝わってきます。

香り、肌触り、見た目、音、やはり木は良いです。
ほっとできるマイホームをあなたにも。

坪内

 

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セカンドオピニオン

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医療と同様に建築にも「セカンドオピニオン」という選択肢があります。

住宅において以前は地盤改良という工事は余程の軟弱地盤でない限りしませんでした。

しかし最近は巨大地震の恐怖にともない様々な補強方法によりにどのような土地でも補強を施すようになりました。

それが近年はそれが当たり前のようにされていることに少し疑問を抱いています。太古の昔から形成されてきた真新(まっさら)な土地に我々の生活のために傷をつけてしまうことになるからです。土地は一度 傷をつけてしまったら二度と元の状態には戻りません。費用も掛かってしまいます。

私たちは出来れば地盤改良をせずに建物を建てたいと考えています。「セカンドオピニオン」により不必要な地盤改良を回避することが出来ます。


基礎の底部形状に合わせて土地の表面を掘削し、砕石を敷いて転圧機(ローラーなど)で丁寧に締め固めます。しっかりとした締固め工事が確認出来たら保険の補償が得られます。

安城の家は16日(金)に1回目の基礎コンクリート打設を行いました。

五藤久佳

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