実施設計中の安城の家は、
1階の床材をタイルで検討しています。
タイルにもたくさんの種類があり、色や質感とさまざまです。
今回安城の家では、白いタイルを張る予定です。
ちなみに7年前に建てたご両親の家も床にタイルを張っています。
※東刈谷の家
白いタイルは、清潔感があり室内を明るくしてくれます。
シンプルですっきりとした空間になります。
伊神
愛知県一宮市にある設計事務所、五藤久佳デザインオフィス有限会社のブログです。
実施設計中の安城の家は、
1階の床材をタイルで検討しています。
タイルにもたくさんの種類があり、色や質感とさまざまです。
今回安城の家では、白いタイルを張る予定です。
ちなみに7年前に建てたご両親の家も床にタイルを張っています。
※東刈谷の家
白いタイルは、清潔感があり室内を明るくしてくれます。
シンプルですっきりとした空間になります。
伊神
平和町の家は外壁と破風に塗る
塗料の打合せを行いました。
外壁は3面ガルバリウム鋼板で
道路に面している西面は杉の外壁です。
何種類か試し塗りしたものを比較し、
現場でガルバリウムの外壁とのバランスも考えながら打合せを行いました。
外壁の塗料は建築主さんに塗って頂く予定です。
家づくりに携わることで、より家に愛着が持てると思います。
伊神
日々の暮らしの中で子供が感じるストレスの
原因の一つとして居場所があげられます。
家の中で子供の居場所をつくるために
まず思い浮かぶのが子供室です。
しかし、子供室は一人だけの空間になるため孤独を感じ、
かえってストレスを増やしてしまいます。
そのためリビングやダイニングに居場所をつくることが大切で、
子供専用の椅子やスペースをつくってあげます。
ダイニングなら椅子を一脚、その子専用にするとか、
リビングの一角をその子専用のスペースにするとか・・・
そうすることで子供は認められているという安心感が芽生えます。
<息子専用の椅子>
食事の時も、絵を描く時も、テレビを観る時も
この椅子に座っています。
子供の大切な居場所なので、
私がこの椅子に座る事はありません。
坪内
今週は九州北部の豪雨を始め、
全国各地で集中豪雨のニュースが流れています。
14日には私の地元犬山市でも雨により土砂崩れや道路の冠水、
雷で犬山城のしゃちほこが壊れてしまうという被害がありました。
また大口町では五条川が氾濫して水田や住宅街が冠水してしまいました。
桜並木の家も五条川沿いに建っているので
反乱していないか心配していましたが
建築主さんに確認したところ
なんとか氾濫はしていないとの事で一安心でした。
計画当初より五条川は1年に1回雨により
川が氾濫する可能性があると聞いていたので
桜並木の家は高基礎で造っています。
さらに基礎のベースと立上りの1発打ちを採用しているので
基礎に継ぎ目も無く水が床下に入ることもありません。
1年に1回来るかもしれない
豪雨による氾濫から守ってくれる安心できる家です。
伊神
高道の家は敷地面積20坪弱の狭小地に
建つ木造3階建てです。
建ぺい率いっぱいで家を建てようとすると
どうしても隣地との距離が近くなり
室内が暗くなりがちです。
そこで役立つのが天窓(トップライト)です。
<R壁の家>
採光が必要な居室も天窓一つで十分です。
また、開閉式にすれば換気ができ快適です。
室内から眺める青空や星空。
子供室に設置する予定なので、
部屋の取合いになるかもしれません。
坪内
今週、昨年耐震改修をした伝道院で
「常時微動測定」を行いました。
常時微動測定とは建物の微小な揺れを
小型・高性能の加速度センサーを使って計測し、
建物の固有振動数(単位時間に振れる回数)を算出します。
計測結果によって求められる振動数は
木造建物の剛性(かたさ)を示すため、
建物の耐震性を評価する一つとして
利用することができます。
一般的な新築の木造住宅は数値にすると6Hz程度です。
耐震改修を行う前に計測した際の数値は
2~3Hzで非常に弱いという結果でしたが
今回測定した結果、7Hz以上という数値でした。
つまり新築の木造住宅よりも強い建物ということが分かりました。
この結果を児童クラブの先生にお話しましたが
「これなら地震が来ても安心して子供達を預かることが出来ます!」
ととても喜んでいました。
私たちも耐震改修後の建物を計測して
数値に表すというのはなかなか出来る事ではないので
証明することが出来て良かったです。
伊神
先日はすごい雨でしたね。
雷と叩きつける大粒の雨音で、
室内にいても会話や電話の内容も
聴き取れない状況でした。
音には空気振動で伝わってくる音と
固体を伝わってくる音の2種類があり、
空気を伝わる音は防音対策
固体を伝わる音は防振対策が必要です。
防音にも吸音と遮音の2種類があります。
吸音:音を吸い込み反響を小さくする
遮音:音を通さない
吸音する材料で安価な物はグラスウール(断熱材)です。
繊維系の材料が音の伝わろうとするエネルギーを
しっかり吸収します。
また遮音は、重い材料ほど遮音性が高いため、
コンクリートや瓦などが適しています。
建築で使われる発泡ウレタンや
ポリステレンフォームなどの断熱材は
断熱性能は高いですが、軽くて固い為
吸音、遮音性能はあまり期待できません。
木造住宅で音だけの問題で言えば
岩倉の家のような瓦屋根でグラスウール断熱、
窓はペアガラスの家が最も静かです。
坪内
2017年6月27日(大安)
平和町の家は上棟を行いました。
予報では天気が怪しかったですが
想いが届いたのか見事に晴れました。
6人の大工さんが声を掛け合いながら
手際良く組んでいきます。
大工さんの威勢のいい声と
木をコンコンと叩く音が辺りに響いていました。
散歩で通りかかった近所の方も
「最近はあまり木組みの家も見なくなったから、
朝からコンコンいい音が響いてるね~」
と笑顔で仰っていました。
無事に上棟を迎える事ができ、
建築主さんも喜んでいました。
完成まではまだまだ長い道のりです。
駆け足せず、一歩一歩確実に地面を踏みしめながら
建築主の夢の詰まった家づくりが進んでいきます。
上棟おめでとうございます!
伊神
高道の家は見積り調整中です。
高道の家もR壁の家と同様
準防火地域の木造3階建てです。(準防木3)
<R壁の家>
準防火地域内の木造の3階建は
制限や必要事項が沢山ありますが、
一つ一つクリアしていけば、
デザインはもちろん暮らし易さや
強度を兼ね備えた家を造ることができます。
今日から7月です。
私の好きな言葉
「今日という日は、残りの人生の最初の一日」
映画「アメリカン・ビューティー」より
大切なのは、最後の日が分らない事です。
今日という日を大切に。
坪内