呑光寺の家は23日に建て方を行いました。
雨続きだった天気も回復し朝から炎天下の中、
大工さん達が手際よく作業を進め、
コンコンと木を叩く音が鳴り響いていました。
午前中には躯体が組みあがり、
午後からは板金屋さんが屋根を施工しました。
1枚12mの長い材料をレッカーで揚げ、
順番に伏せていきます。
夕方にはいい具合に屋根も仕上がりました。
ご両親は工事中「息子たちに送ってあげるから!」
と頻繁に作業の様子を写真におさめていました。
その度に「すごいね~どんどん出来上がっていくね~!」
と嬉しそうに私に話しかけてくれました。
1日の作業が終わってすぐに
ご両親から完了の報告を受けた建築主さんから
ありがとうございました!
と連絡を頂きました。
ご夫婦は建て方に立ち会えませんでしたが
上棟式で建築さんが建てた柱1本に込めた思いを大切に
これからも事故の無いように、
そしてより一層良い建物となるように頑張ろうと思います。
伊神
月: 2019年7月
健康診断。
昨日、アパート新築工事の基礎の
コンクリートを打設しました。
打設する前に、まずコンクリートの検査です。
温度を測り、高さを測り、
中の塩化物量や空気の量を測り、
固まってからの強度試験のために
試験体をつくります。
熱を測り、身長を測り、身体の内部を診る。
人間でいうところの健康診断です。
強い基礎(身体)は健康が一番です。
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昨年は全く採れなかったトマトが
私の畑だけなぜか豊作です。
最近はトマトとモッツァレラのカプレーゼや
パスタをつくって食べています。
坪内
建て方初め。
本日、7/20大安。
呑光寺の家は上棟式を行いました。
当初は建て方を行う予定でしたが
雨の予報だったので延期し、
建て方初めとし上棟式を行いました。
まず建物四方にお清めの塩とお酒をまいていきます。
お清めが終わった後、
建築主さんにも手伝って頂き柱を1本建てました。
最後にご両親も一緒にパシャりと記念撮影。
建築主さんは「木のいい匂いがする~」
と喜んでいらっしゃいました。
いよいよ来週23日に建て方予定です!
伊神
製品検査。
いつもは木造の住宅の検査ですが、
今回は鉄骨造のアパートの製品検査のため
岐阜県の白鳥まで行ってきました。
事務所で先ず書類による結果報告を受けた後
工場で実際の鉄骨の太さや長さを測りました。
鉄骨一つ一つに寸法や種類が印字されています。
ボルトの部分は錆止めを落として
錆させ摩擦力を高めます。
継手の溶接状況も確認。
超音波で溶接部の深いところに
傷が無いか確認しました。
鉄骨の寸法や傷の長さの許容範囲は決められており、
最大でも5mmとごくわずかなですが、
その数ミリで建てるときにボルトが入らないなど
色々な所に影響しますので、時には再検査するなど
入念な検査が必要です。
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畑はトマトが豊作です。
何もつけずそのままが一番おいしいです。
無農薬栽培なので虫を捕まえに
カエルなどもやってきます。
坪内
ベニヤのしましま。
呑光の家は養生していた
基礎コンクリートの型枠を外し、
埋戻しを行いました。
来週末の上棟に向けて
土台伏せを予定しています。
土台伏せは土台の上に床の下地となる
構造用合板(ベニヤ)まで施工します。
先日のプレカット工場の材料検査で
ベニヤも見せてもらいました。
切断面を近くで見るとこんな感じです。
ベニヤは薄い板の集まりですが、
色のついた板を間に挟む事で
奇麗なしましま模様が作られています。
この赤くて濃い色の部分は杉だそうです。
ベニヤというと下地材のイメージがありますが、
小口(切断面)がシマシマできれいなので、
家具などにも使われます。
見方や使い方によっては下地材でも
仕上げ材になります。
伊神
住宅はくつろぎの空間。
家では広々と空間でのんびり
くつろぎたいもの。
壁や天井に囲まれた空間では窮屈で
特に窓が無い階段室などは息苦しさを
感じたりする場合もあります。
清須の家のように吹抜けがあり
リビングに階段があれば
1階だけでなく2階の廊下やホールも
とても明るく風が良く通ります。
2階のホールはワークスペースとして使えるよう
少し広くしてあります。
1階では親がくつろぎ
2階のホールでは子供たちがくつろぐ
気配を感じつつも声をかければ届く距離
距離感がとても心地いいんです。
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建築工事などにとっては悩みの雨ですが
畑の作物にとっては恵みの雨です。
週に2・3度妻が収穫に行っています。
トマトも間もなく食べ頃。
冷やしてそのままが一番おいしいです。
坪内
プレカット工場の見学。
呑光寺の家はプレカット工場へ柱・土台・梁など
実際に使用される構造材の検査に行ってきました。
含水率が20%以下になっているかも確認しました。
柱は6%の物もありました。
今まで多く見てきた五藤でも10%を切るものは初めてとの事。
しっかり乾燥されているのが確認出来ました。
梁はハイブリッドビーム材(集成材)と
ベイマツ(無垢材)の2種類あります。
ハイブリッドは外側に米松、
中間部にスギを使用した材料です。
同サイズのベイマツ(無垢材)の約1.5倍の強度があり、
スパンが飛んでいるところや、
強度は欲しくが梁を小さくしたい箇所に使用します。
他物件の加工済の材料も見せてもらいました。
ご主人は工場見学がお好きということで
「勉強になったし、楽しかった~」
と仰っていました。
現在では一般の方でもビールやお菓子など
様々な工場見学が可能ですが
材木の工場見学は建築主さんしか出来ません。
私たちは毎回必ず材料検査をしており、
都合が合えば建築主さんにも立ち会って頂いています。
今日確認した材木は建て方に向け加工されていきます。
伊神
会ってみてわかること。
みんながスマホを持ち、
いつでもどこでも様々な情報を入手できる現代。
家づくりも、先ずはネットから情報収集という方が
多いのではないでしょうか。
設計事務所、工務店、ハウスメーカーなど
家づくりを頼むところは沢山あり、
一つ一つ見ていくのも大変で、
その上、綺麗な写真ばかりで高そうで手がでないと
感じているかもしれません。
<安八の家>
<倉坂の家>
<堀畑の家>
<平和町の家>
では、どうやって選んだらよいのか。
それは会って話を聞く事です。
それも、展示場の営業の人ではなく、
家を設計する人にです。
その家が、なぜそのような形、間取りになったのか、
建築主からの要望でどう変わっていたのかなど、
裏話もふまえ話を聞く事ができ、
会わないとわからない事も沢山知ることができます。
それでは、みなさんからの連絡を
心よりお待ちしております。
坪内