安城の家はベランダ手摺の有孔折板を取付けました。
外からの視線を遮りつつ光と風を優しく届けます。
穴の形は横長模様、縦長模様、六角模様、四角模様、菱形模様
といくつか種類がありますが今回は縦長模様です。
差込む光は時間や日の角度に応じて変化を見せてくれます。
伊神
愛知県一宮市にある設計事務所、五藤久佳デザインオフィス有限会社のブログです。
安城の家はベランダ手摺の有孔折板を取付けました。
外からの視線を遮りつつ光と風を優しく届けます。
穴の形は横長模様、縦長模様、六角模様、四角模様、菱形模様
といくつか種類がありますが今回は縦長模様です。
差込む光は時間や日の角度に応じて変化を見せてくれます。
伊神
無垢材や紙のクロスなどを使用し
健康に暮らせる住宅を設計しておりますが、
建物だけでなく食べ物にも拘りたいものです。
最近では家庭菜園用のスペースを新築時に
確保される方も多くなりました。
私も庭ではありませんが近くに畑を借りて
無農薬の野菜を農家の方に教えて
いただきながら育てています。
<小松菜>
<大根>
<スイスチャード>
<チンゲン菜>
<レタス>
この他にも白菜やネギも育てています。
最近は鍋やおでんばかりですが、
体の内側から健康になっているように感じます。
坪内
秋と言えば紅葉(こうよう)。
各地でも見ごろを迎えていますが
紅葉で代表的なのがもみじ。
私も葉の形、秋には紅く染まるもみじが好きです。
紅葉の名所で知られる香嵐渓を
見に行ったときは感動しました。
住宅の庭木にもイロハモミジなどはよく採用され
私たちも提案することがあります。
※平和町の家
※安八の家
このもみじ、「かえで」と言ったりもしますよね。
「もみじ」と「かえで」の違いはご存知でしょうか。
葉の切込みが深いのをもみじ、
葉の切込みが浅くてカエルの手のような形のものを
かえでと呼んでいますが、
どちらもカエデ科のカエデ属で
その名の通りかえでの中でも特に紅く目立つものを
紅葉(もみじ)と言うそうです。
自分の家の庭を造るときは
もみじは絶対に植えたいと思っています。
伊神
先日、建築主との打合せの中で、
土台や柱にはヒノキを使い、
家の中の壁や天井にも杉やヒノキの板を
張ることがありますと話をしました。
そういえば昔は「おひつ」や「弁当箱」は
杉やヒノキやさわらで作られていました。
なので、木あらわしの家はご飯がとてもおいしい。
・・・かもしれません。
坪内
私達が設計する住宅の木製扉 は全て造作です。
また建具の引手や取手・建具枠なども全てです。
この並べられた材木は安城の家の建具の枠材です。
リビングの引戸・トイレの開き戸収納の引違戸と
当然1本ずつ形状が違うため使う場所によって番号が書かれています。
これはキッチンの引き違い戸のレールが取付く溝です。
ハウスメーカーや一般的な工務店は
既製品の建具や建具枠を使用します。
理由はコストと不具合がおきたときに
建具メーカーの責任に出来るためです。
しかしコストの関係で素材や金物も安価な物を使用しているため、
長年使っていると面材のフィルムがはがれたりします。
築35年になる私の家も建具・建具枠共に
かなり面材が剥がれてきています。
デザインは使い易さ、見栄え、丈夫さを
バランス良く保つことが重要です。
規格寸法に合わせて空間を造るか、
空間に合わせて造作するか
どちらが良いかは一目瞭然です。
伊神
来週は津島市の高校の武道場天井撤去工事の検査があります。
先日の下検査では指摘はありませんでした。
これで生徒たちもようやく武道場で部活ができそうです。
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たまに通勤中や休みの日に
道端に咲いている花の写真を撮ることがあります。
奇麗ということもありますが、
庭に色々な花が咲いたらいいなと思いながら撮っています。
花を見て季節を感じる。
素敵だと思いませんか。
坪内
住宅などの計画段階で建築主さんに建物の大きさや形を
分かりやすく伝えるために模型を製作します。
このように普段からミニチュア模型に触れる機会がありますが、
先日、少し変わったミニチュアの世界に触れてきました。
名古屋で開催されているミニチュア写真家、
田中達也さんの展示会です。
田中達也さんはミニチュアを使って日常のものを別のものに
見立てた作品を数多く発表しています。
数ある作品の中からいくつかご紹介。
ブロッコリーを木に見立てたアフリカの大自然。
畳を広い田舎の畑と道に見立てた「帰り道」という作品。
タイヤをスタジアムに見立てた「新国立競技場案」。
そして有名な作品が朝ドラ「ひよっこ」
のオープニングに登場するこちら。
よく見るとビンや箱、缶、そろばんなどを使って町が表現されています。
毎日何気なく使っているものでも
視点を変えるだけでまったく違うもの、
違う世界になるんだな~と感心しました。
他にもいろんな作品がありとても楽しめました。
この展示会は今月末まで開催されているので
皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
伊神
皆さんご存じの通り、2019年10月の増税(消費税10%)まで
1年をきっています。
建築に関しては、2019年3月末までの請負契約締結や
2019年9月末までの引き渡しで消費税8%のままという
経過措置が適応されます。
前回の増税時同様、駆け込み需要が予想されます。
しかし、10%になってもすまい給付金の増額や
住宅ローン控除の拡充で、驚くほどの増額にはなりません。
それよりもっと心配なのが住宅ローンの金利上昇です。
日本銀行が7月の金融政策決定会合で、長期金利をゼロ程度に
誘導する目標は維持しつつ、変動幅の拡大方針を打ち出しました。
そのため7月以降、大手銀行でも少しづつ金利が上がっています。
たとえ0.2%の上昇でも借り入れが3000万の場合、
総返済額で100万以上アップすると言われています。
消費税増税や金利の拡大は、人それぞれ影響が異なります。
マイホームは大きな買い物です。
そのため、迅速かつ入念な検討が必要です。
坪内