エコでクリーン。

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先日、名古屋市で計画中の木造住宅の
建築主との打合せの中で、
太陽光発電の話が出ました。
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愛知県は県のほぼ全域で日照時間が長いため、
太陽光発電に適しています。

現在、国からの補助金はありませんが、
県からの愛知県住宅用地球温暖化対策
設備導入促進費補助金と
市からの名古屋市住宅用太陽光発電
設備設置費補助金(2/28日まで)が受けられます。

発電量が4kwの場合、県から13,200円と
市から10万円、合計113,200円の補助です。
(設置条件によっては補助を受けられなかったり、
減額される場合があります。)

エコでクリーンな生活を皆さんもいかがですか。

坪内

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光の配置2。

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光の配置には3つのノウハウがあります。

①「明りだまりをつくる」
明りだまりは室内の
他の場所より明るい部分です。
食卓やリビングテーブルなどの
作業面を照らす照明で作ります。

②「壁や天井を照らす」
視線が向きやすい壁などの「面」は
光が当たると広く見え、
癒しの効果が得られます。

③「低いところを照らす」
視線より低い位置に光源があると
たき火を見るような安らぎを感じると言います。

実施図面が進んでいる平和町の家も
光の配置を考慮しながら進めています。

伊神

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国宝 犬山城。

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この前の日曜日に午前中の用事を済ませてから、
犬山城へ初めて行ってきました。


以前、犬山を訪れたときは田楽を食べる事が
目的だったため 城へは行きませんでした。

しかし、今回は城や忍者などに少し興味が
出てきた息子のために城と街を探索です。

次回は犬山城近くの日本庭園・有楽苑(うらくえん)と
国宝茶室の如庵(じょあん)へ行ってみようと思います。

堀畑の家はいよいよ本見積り。
見積りは4社、提出は2週間後です。

坪内

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光の配置。

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日本の住宅の照明は、
昔から「1室1灯」が多く採用されていました。

しかし、最近は
「1室複数灯」 「多灯分散」
ひと部屋を多くの照明で照らす方法が
主となっています。

天井以外にも光を分散して配置し、
適宜、点灯・消灯して
その時に適した明るさを確保します。

照明が複数になると消費電力が心配。
と思いがちですが
室内全体の明るさはこれまでより抑え、
必要に応じて明りを足していくため
消費電力は減ります。

また、明るすぎる照明を程よく落とすのは
心の健康にも効果的です。

伊神

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隠された日本の財産。

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実施図面中の堀畑の家。
リビング、ダイニングの天井には杉をはります。

<岩倉の家>

日本の固有種である杉は、
学名「クリプトメリアジャポニカ」と言い、
その意味は「隠された日本の財産」です。

国土における杉の人工林は、森林面積の18%、
人工林における杉の面積は44%を占めています。

ちなみにヒノキは森林面積の10%、
人工林においては25%の面積です。

仕上げに持って来いの材料で、
見た目に美しく、柔らかくて、香りも最高です。

坪内

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柔らかい雨。

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奥田の家の浴室はレインシャワーと呼ばれるシャワーを採用しています。

海外のホテルなどではよく見られるレインシャワー、
普通のシャワーと違うのはシャワーの向きと大きさ。
頭上から垂直に水が落下するので
雨のようでもあることからレインシャワーという名前が付けられています。

全身をやわらかな雨に包まれるような心地よさを楽しめ、
これを浴びると、ストレス解消の効果が大きいとされています。
また癒し効果もあるそうです。
平和町の家もレインシャワーを採用予定です。
毎日のシャワータイムが楽しくなりそうですね。

伊神

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坪単価。

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堀畑の家は実施図面を描いています。
高道の家は概算見積りが出てきました。

最初の打合せで皆さんが良く
気にされるのが坪単価です。

「坪いくらですか?」という感じです。

知っておいていただきたいのは
坪単価は面積によって変化するという事です。

面積が小さくなれば当然、建築費用は下がりますが、
坪単価は下がるのではなく上がります。

それは面積が変わっても設備が変わらないからです。
面積が減った分、材料が減ります。
しかし、面積が減った分、建築費用の2~3割をしめる、
設備(キッチンや浴室など)が減るわけではありません。

そのため、概算見積りから細かく見積ることで、
何にいくらかかっているのかよくわかり、
減額がし易くなります。

坪内

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見せない収納、見せる収納。

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新築を計画する際、必要な部屋数などを考えるのと同時に
当然収納スペースも考えます。
収納は不足している場所や使い勝手が悪い場所を考えながら、
欲しい場所に必要な量の収納があることが大切です。
一般的に部屋にクローゼットやウーォークインクローゼットを設けたり、
キッチンの横にパントリーを設けます。

また勾配天井などの場合デッドスペースになる空間も
ロフト収納として有効に活用することできます。

大容量の収納も大事ですが小さな収納も大事です。

壁のわずかな空間を利用して収納を確保します。

また見せる収納を使い分けるのもひとつです。

平和町の家の建築主さんは
本を沢山持っているということで
本棚を造る予定です。
本を見えないように収納する方法もありますが
本棚を見せる収納にすれば立派なインテリアにもなります。

収納も見せる・見せないの使い分けで
自分たちの生活スタイルにあった
住みやすく使いやすい家に変わります。

伊神

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数センチの大切さ。

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建築基準法で階段の幅は75cm以上と決められています。

これは木造住宅の一般的な納まり、
柱の芯から芯が91cmで、柱や下地、石膏ボード
などを引いた有効幅です。

しかし、これには手摺は含まれないため、
仮に手摺が壁から7cm出ていると
最小有効幅は68cmになります。

68cmでは、すれ違ったり、大きな荷物を持っての
上り下りはなかなか大変です。

そこで柱の芯から芯を1mしてみると、
68cm + 9cmで最小有効幅は77cmです。SONY DSC 安八の家(芯から芯1m)

138-mini 岩倉の家(芯から芯1m)

今描いている堀畑の家の実施図面も
階段や廊下は芯々1mです。

皆さんメジャーを手にして確認してみてください。
9cmの差の大切さに気付くはずです。

坪内

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臨機応変に。

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一宮市で耐震改修が始まりました。
耐震改修は住みながらの工事がほとんどです。
工事をする部屋の荷物をその都度移動して貰いながら進めていきます。

今回はダイニングからスタートです。

大工さんが順番に解体していきます。


耐震改修は事前に壁や天井の中を調べることが出来ないので
工事が始まり、いざ解体してみないと分からないことが出てきます。
梁や柱が無い、基礎が無いなどもよくあり、
予定していた箇所に耐力壁が取れない時は
他の箇所で耐力壁を検討し、
計算をやり直す場合もあります。

今回も梁が無い箇所が見つかり、
現場監督・大工さん・市役所の方とも現場で打ち合わせしながら
最善の方法を検討しました。
他の箇所を補強する案も出ましたが
今の位置で予定より余分に天井を壊して
新しく梁を入れることになりました。

工事はまだ始まったばかりです。
まだまだ変更や検討が必要な箇所が出てくるかもしれませんが
臨機応変に対応し、進めていかなくてはいけません。

伊神

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