最大等級でバランスよく。

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実施設計でまず行うのが構造のチェックです。
木造住宅は長期優良住宅の耐震等級3(最高)を標準としています。
耐震等級3は建築基準法(等級1)の1.5倍です。

筋違い、合板、面格子などの
耐力壁をどこに配置すればよいか計算します。






ただやみくもに入れ、
強ければよいという訳ではありません。
東西、南北のバランス、
1・2階の耐力壁の位置、
かかる力の割合を計算し、
足したり、引いたり、
倍率を変えたりの作業が続きます。

筋違いと言っても片側に入れるのと両側に
入れるのとでは 壁の倍率が異なり、
合板も留めるビスによって倍率が変わります。

耐力壁が強すぎると、その分強い金物を
使う必要があり、コストが上がります。

耐力、位置、コストのバランスを保つため、
2回、3回と計算をし、最適な位置に最適な耐力壁を
配置することが大切です。

伊神

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お付き合いは解体前から。

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先週から建替えの解体工事を行いました。

建替えの場合は解体前からお付き合いが始まります。

一宮市の場合、解体に補助が最大20万円出ます。
そのために無料耐震診断を実施します。

その後、解体の前に残すものと残さないものの判断をします。
特に樹木などはずっと何十年もそこで育っていますので
新築した後もその土地と家を見守ってもらうため残します。

そして解体。

<解体前>


<解体後>

長く締め固められた土地が掘り起こされたりしないか、
余分な部分も解体されないか見守ります。

そして長年住んだ家が取り壊されていくのを建築主と一緒に見守ります。
・・・感謝の気持ちと新しい家への希望を込めて。

坪内
  

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