最大等級でバランスよく。

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実施設計でまず行うのが構造のチェックです。
木造住宅は長期優良住宅の耐震等級3(最高)を標準としています。
耐震等級3は建築基準法(等級1)の1.5倍です。

筋違い、合板、面格子などの
耐力壁をどこに配置すればよいか計算します。






ただやみくもに入れ、
強ければよいという訳ではありません。
東西、南北のバランス、
1・2階の耐力壁の位置、
かかる力の割合を計算し、
足したり、引いたり、
倍率を変えたりの作業が続きます。

筋違いと言っても片側に入れるのと両側に
入れるのとでは 壁の倍率が異なり、
合板も留めるビスによって倍率が変わります。

耐力壁が強すぎると、その分強い金物を
使う必要があり、コストが上がります。

耐力、位置、コストのバランスを保つため、
2回、3回と計算をし、最適な位置に最適な耐力壁を
配置することが大切です。

伊神

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