こんな時こそ日常の尊さを知る      (コロナ禍に想う)

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昨日は全国的に非常事態宣言が出されたあとの初めての日曜日。

すべての行事が中止になる中、
自宅でゴロゴロと寝転がり映画を観るのだが
同じ姿勢が続くせいで身体中の筋肉が固まって痛くなる。
運動不足のようだ。

これではいけないと朝早く起きて近くの河原のグラウンドに行き、
同じ運動不足のチームメートとキャッチボールをした。
もちろん、2M以上近づかないようにしてマスクもしてだ。

春のぽかぽか陽気の青空の元、
そよ風に吹かれながらのキャッチボールはとても新鮮で気持ちよかった。
当たり前の日常が奪われた時に、その日常の尊さが心に染みる。


娘も普段と違い、ずっと家にいる。

せっかくの機会だからと夕飯をここ数日、
母親と一緒に作っている。大好きなグループの歌を大音量で流しながら
お互いに楽しそうだ。

娘は母親が毎日毎食、家族の食事を作っている苦労を改めて知り
日常の有難さが身に染みたみたいだ。


今こそ、日ごろ出来なかったことをする機会。

普段は当たり前すぎて感じることが出来なかったことを
改めて新鮮に感じる機会なのではと思い、
この大変な時を有意義に過ごそうと考えている。

五藤久佳

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