7月に入りまだまだ梅雨の真っ只中、ムシムシして食欲も落ちてきたので、美味しいうなぎを食べたくなった。
うなぎは何時も私の同級生がやっている「五助」に食べに行く。
「五助」のうなぎは三河一色産を焼いてくれる。関東と関西で焼き方が違うのだが尾張一宮では蒸さずにカリカリの炭火焼きが王道。では、どこが関東と関西の分岐点かというとそれは豊橋。以前、豊橋でうなぎをいただいた時に老舗店の女将さんがここだと言っていた。
さて、折角特上をいただくので初めて姿焼きにして欲しいとお願いしてみた。カリカリに焼き上がったうなぎの姿焼きは見事だった。
よく、うなぎに山椒を振ることがあるが美食家の山本益弘さんがエンジン01エンジン01文化戦略会議 (enjin01.org)の席で「山椒はうなぎに振らずにご飯の上に振ると美味しい」と教わった。それ以来そのように食べているが、やはり山椒とうなぎの味が混ざらず美味しくいただける。
五助は豆腐田楽も看板商品として人気だが、店主が朝から何度も水を抜く作業を繰り返して手間を惜しまず串を差しているそうだ。
これからうなぎの季節本番。美味しいうなぎ屋は注文してから時間がかかるとは有名な話。下ごしらえをして、じっくり炭火で手間暇かけて焼くから・・。そういう時はまず先に豆腐田楽で胃袋を落ち着かせてからいただくことをお勧めする。
五藤