イメージできますか?

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本日、木造住宅無料耐震診断を受けた家へ
結果の報告に行ってきました。

・建築年:昭和48年
・木造2階建て
・屋根:瓦
・壁:土壁
・延べ床面積:約135㎡

※診断結果:0.18 (1.0以上が一応倒壊しない)
(1.0は建築基準法に定める最低限の耐震強度)

耐震の診断を行っても耐震改修工事が
まったく行われていない大きな原因は
費用とイメージができていない事です。

大地震が発生したとき
自分の周りで何が起こるのか、
自分は何をすべきかイメージできますか?

ぜひ皆さんにやっていただきたいのが
地震が起きてから何秒後、何分後、何日後、
何をするか、何をしているか想像して書き出す事です。

それも、季節や場所、時間をかえて
それぞれ書き出してみましょう。

家族みんながそれぞれ書き出し、
内容を話あっておくと、備えや行動の仕方、
役割分担が把握でき、いざという時に役立ちます。

坪内

 
<倉坂の家>
長期優良住宅 耐震等級3
診断結果に当てはめると1.5以上
(建築基準法の耐震強度の1.5倍以上)

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透過する手摺。

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安城の家はベランダ手摺の有孔折板を取付けました。

外からの視線を遮りつつ光と風を優しく届けます。
穴の形は横長模様、縦長模様、六角模様、四角模様、菱形模様
といくつか種類がありますが今回は縦長模様です。

差込む光は時間や日の角度に応じて変化を見せてくれます。

伊神

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体の内側から。

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無垢材や紙のクロスなどを使用し
健康に暮らせる住宅を設計しておりますが、
建物だけでなく食べ物にも拘りたいものです。

最近では家庭菜園用のスペースを新築時に
確保される方も多くなりました。

私も庭ではありませんが近くに畑を借りて
無農薬の野菜を農家の方に教えて
いただきながら育てています。

<小松菜>


<大根>


<スイスチャード>


<チンゲン菜>


<レタス>

この他にも白菜やネギも育てています。

最近は鍋やおでんばかりですが、
体の内側から健康になっているように感じます。

坪内

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「もみじ」と「かえで」。

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秋と言えば紅葉(こうよう)。
各地でも見ごろを迎えていますが
紅葉で代表的なのがもみじ。
私も葉の形、秋には紅く染まるもみじが好きです。
紅葉の名所で知られる香嵐渓を
見に行ったときは感動しました。

住宅の庭木にもイロハモミジなどはよく採用され
私たちも提案することがあります。

※平和町の家


※安八の家

このもみじ、「かえで」と言ったりもしますよね。
「もみじ」と「かえで」の違いはご存知でしょうか。
葉の切込みが深いのをもみじ、
葉の切込みが浅くてカエルの手のような形のものを
かえでと呼んでいますが、
どちらもカエデ科のカエデ属で
その名の通りかえでの中でも特に紅く目立つものを
紅葉(もみじ)と言うそうです。

自分の家の庭を造るときは
もみじは絶対に植えたいと思っています。

伊神

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ご飯がおいしい家。

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先日、建築主との打合せの中で、
土台や柱にはヒノキを使い、
家の中の壁や天井にも杉やヒノキの板を
張ることがありますと話をしました。

そういえば昔は「おひつ」や「弁当箱」は
杉やヒノキやさわらで作られていました。


なので、木あらわしの家はご飯がとてもおいしい。

・・・かもしれません。

坪内

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造作枠。

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私達が設計する住宅の木製扉 は全て造作です。
また建具の引手や取手・建具枠なども全てです。

この並べられた材木は安城の家の建具の枠材です。

リビングの引戸・トイレの開き戸収納の引違戸と
当然1本ずつ形状が違うため使う場所によって番号が書かれています。

これはキッチンの引き違い戸のレールが取付く溝です。

ハウスメーカーや一般的な工務店は
既製品の建具や建具枠を使用します。
理由はコストと不具合がおきたときに
建具メーカーの責任に出来るためです。
しかしコストの関係で素材や金物も安価な物を使用しているため、
長年使っていると面材のフィルムがはがれたりします。
築35年になる私の家も建具・建具枠共に
かなり面材が剥がれてきています。

デザインは使い易さ、見栄え、丈夫さを
バランス良く保つことが重要です。
規格寸法に合わせて空間を造るか、
空間に合わせて造作するか
どちらが良いかは一目瞭然です。

伊神

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色々な花。

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来週は津島市の高校の武道場天井撤去工事の検査があります。

先日の下検査では指摘はありませんでした。
これで生徒たちもようやく武道場で部活ができそうです。

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たまに通勤中や休みの日に
道端に咲いている花の写真を撮ることがあります。

奇麗ということもありますが、
庭に色々な花が咲いたらいいなと思いながら撮っています。

花を見て季節を感じる。

素敵だと思いませんか。

坪内

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ミニチュアの世界。

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住宅などの計画段階で建築主さんに建物の大きさや形を
分かりやすく伝えるために模型を製作します。
このように普段からミニチュア模型に触れる機会がありますが、

先日、少し変わったミニチュアの世界に触れてきました。
名古屋で開催されているミニチュア写真家、
田中達也さんの展示会です。
田中達也さんはミニチュアを使って日常のものを別のものに
見立てた作品を数多く発表しています。

数ある作品の中からいくつかご紹介。

ブロッコリーを木に見立てたアフリカの大自然。


畳を広い田舎の畑と道に見立てた「帰り道」という作品。


タイヤをスタジアムに見立てた「新国立競技場案」。

そして有名な作品が朝ドラ「ひよっこ」
のオープニングに登場するこちら。

よく見るとビンや箱、缶、そろばんなどを使って町が表現されています。

毎日何気なく使っているものでも
視点を変えるだけでまったく違うもの、
違う世界になるんだな~と感心しました。
他にもいろんな作品がありとても楽しめました。
この展示会は今月末まで開催されているので
皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

伊神

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消費税増税ともう一つ。

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皆さんご存じの通り、2019年10月の増税(消費税10%)まで
1年をきっています。

建築に関しては、2019年3月末までの請負契約締結や
2019年9月末までの引き渡しで消費税8%のままという
 経過措置が適応されます。


前回の増税時同様、駆け込み需要が予想されます。

しかし、10%になってもすまい給付金の増額や
住宅ローン控除の拡充で、驚くほどの増額にはなりません。

それよりもっと心配なのが住宅ローンの金利上昇です。

日本銀行が7月の金融政策決定会合で、長期金利をゼロ程度に
誘導する目標は維持しつつ、変動幅の拡大方針を打ち出しました。

そのため7月以降、大手銀行でも少しづつ金利が上がっています。

たとえ0.2%の上昇でも借り入れが3000万の場合、
総返済額で100万以上アップすると言われています。

消費税増税や金利の拡大は、人それぞれ影響が異なります。
マイホームは大きな買い物です。
そのため、迅速かつ入念な検討が必要です。

坪内

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数㎝の違い。

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安城の家は階段を取付けています。

階段一段の高さや奥行は建築基準法で定められています。
一段の高さを蹴上(けあげ)
一段の奥行を踏み面(ふみづら)と言います。
住宅の基準は蹴上23㎝以下、踏み面15㎝以上ですが
実際にこの寸法で階段を造ると急な階段になります。

一般的な住宅会社の階段は
蹴上20㎝、踏み面18㎝程度のものが多いそうです。
ちなみに私の家の階段もほぼこの寸法です。
大人では上るときにかかとが出て、
下りる時につま先が出てしまいます。

私たちが設計する家は
蹴上20㎝、踏み面25㎝を基本としているため
ゆったりと上りやすい階段になっています。

スペースがもったいないから廊下を広くしたい、
収納を広くしたいと思われる方もいるかもしれませんが
この数㎝の違いが上り下りのしやすさ、
毎日の生活に大きく影響してきます。

伊神

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