現在、堀畑の家は本見積り中で、高道の家は実施を描いていますが、
どちらも木造の住宅です。
これまで木(無垢材)の良さを何度か書いていますが
今回は肌触りや香りや木目についてではなく、音についてです。
皆さんは美術館などで、自分の足音や声が思うより響いて
驚いた経験はありますか?
それは、コンクリートや石は音を吸収せず反射してしまうためです。
しかし、木は違います。
多孔質な木は、低音・中音・高音をバランスよく吸収し、
不快な雑音がなくなるため、音がまろやかになります。
劇場やコンサートホールに木材が使われているのもそのためです。
< 扶桑の家 >
さらに、木は「超高周波音」を適度に通します。
「超高周波音」とは、虫や鳥の声、水のせせらぎや木の葉の音など
自然の音に多く含まれる、人間に聞こえる音の範囲を超える超高音のことで、
この音により、脳波にアルファー波が発生しリラックスできると言われています。
都会の雑音の中で溜まったストレスを解消できるのは、
ほっとできる木造の我が家が一番です。
坪内